船木倶子の詩〉 文字の行間、ことばのむこうを感じてください。

  

新刊詩集真夏の牡丹雪」……… (詳細)

 

あなた以外は喪服たち

みんなスーツよ それから喪服

わたしだけがブラックソワレ

出逢ったころの

 

               「さよならの日」部分

2022年発行

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共著三船敏郎外伝 わたしのトシローさん

   

粟津 號、船木倶子

  

三船さんは日本を代表する、いや世界中が魅せられている俳優であるけれど、

トシローさんの心髄ともいえる部分に関しては、明らかにされてはいない。

異国の地で、父の想いを聞いて育った長男は、父の生家が故郷だった。

そのつながりはどんなであったか?

ミフネ本家と故郷の人々が、まるで身内のようにして

わたしたちに語ってくれた。

 

粟津 號は秋田出身。鳥海町の「三船本家」を訪ねたことが機縁
だった。同根を感じた。惚れこんだ役者の生を浮かびあがらせたい
と思った。

2020年発行  

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絵本 「月夜には」

あのころ、町には八郎湖という
それはおおきなーー
海のようにおおきな湖がありました。

きょう とてもおおきなお月さま

倶子オフィス  2019年1月第1刷発行
A4変形判上製本、定価1320円(本体1200円+税)

月夜には、「月夜には」を思い出してます
だから死ぬまで、思い出します

 (KAZE no OOKAMI さんより)

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船木倶子詩集

「男鹿半島」………(詳細)

 

半島の風が
彼女を詩に向かわせた

       西木正明(作家)

 

*ことばの画集……S.Hasegawa

 

倶子オフィス  2018年4月第1刷発行
B5判上製本、定価2,750円(2,500円+税)

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大橋俊夫写真集「尾瀬ー空・水・光」
詩:船木倶子

静寂もまた限りない旋律になる Tomoko

日貿出版社2003年刊  定価2750円(2,500+税)

 

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船木倶子詩集

あなたとおなじ風に吹かれた」

   

わたしがいちばんかなしいと

どうして云ってはいけないの

くうきはほそくさびしいと

どうして云ってはいけないの

荼毘のひとのあたたかなよる

(詩集の帯に、本には未掲載)

〈第三回秋田県現代詩人賞 受賞〉

*類い稀な感性が紡ぎだす「死を貫く生」が、深い悲しみに染められている。
同時にやわらかな「ひかり」が湧きだして匂っている。まさに愛の絶唱だ。
森田 進

*倶子の透明感のある詩作品を愛するものです。俳優・粟津 號

土曜美術社出版販売より2001年発行
A5判変形、上製本  定価2,200円(2,000+税)

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船木倶子詩集

「いのちが透ける」

  

翅をこすりあわせるほどに

ひぐらしのいのちが透ける

わたしも透けていきたいのだ

ぴんくだいあもんどのようにして

  

       「かたち」部分

  

*地吹雪と野の花に育くまれた詩人が織りなす愛の世界(書籍案内)

土曜美術社出版販売より1994年発行

1,815円(本体1650円+税)

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お問合せなど → 倶子オフィス

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